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カンボジア北東部の少数民族を訪ねる。

 

カンボジアを初めて訪れると言うと、旅友の多くは

「アンコールワット以外行かなくていい」と言う。

 

えええ?そうなの?!

確かに歩き方は「アンコールワットとカンボジア」

というタイトルになっているけども。

 

アンコール遺跡の拠点となるシェムリアップは

近年とても観光地化が進んだそうなので、

ツーリスティックではないカンボジアの姿が見たく

ラオスからカンボジアに入ってまず向かったのは

北東部に位置するラタナキリ州のバン・ルン。

 

国境からはミニバンで3時間半くらいかかった。

乾季なので思っていたよりは道は悪くなかったが、

未舗装なので外の土ぼこりはひどそうだった。

きちんとドアと窓が閉まる車で良かったと思う。

 

2012年3月26日

国が運営するツーリストインフォに勤めるガイドを

雇い、バイクでバン・ルン近郊の少数民族4ヶ所に

連れて行ってもらった。(15USD

ガイド歴7年のガイド自身はラオ族の男性だった。

ツーリストインフォで働くだけだと月に20USDしか

もらえないので、個人でガイドもしているそうだ。

 

バン・ルン近郊には8つの民族が存在するそうだ。

今日訪れた村・集落は

     Kreung

人口約700人、約300家族が存在

特徴:土着宗教がある。

12歳以降の女子だけが住むgirl’s house

12歳以降の男子だけが住むboy’s house

が存在し、女子は結婚するまでその家で住む。

つまりその家に住みながら伴侶を探すらしい。
↓独身女性専用のおうち

 

 

     Preuw

人口約100120人、約40家族が存在

家屋の造りが①の村よりマシな印象を受けた。
↓板材を使って新しく家屋を建設中

 

 

     Ka vet

人口230240人、約45家族が存在

特徴:年末に牛を45頭殺して食べる習慣がある。

(クメール人もその習慣があるらしい)

たくさん牛を飼っているためか牛の糞が多かった。

 

 

     Ka chok

人口約550人、約100家族が存在

女性が機織で布を作ることで有名な村で、

この村特有の伝統舞踊があるらしい。

 

 

いずれの村でも大体共通するのは、

①主に自給自足で生活しているということ。

農業、林業、狩猟、家畜の飼育など。

 

集落の周囲にはゴムやカシューの

プランテーションが広がっており、

カシューナッツ拾いをする人々がいた。

 

最近カシューナッツが好きになった自分は

カシューがあちこちになっているので

「少し手伝わせて欲しい」と思ったほど。

 

カシューは植えてから収穫できるまで5年、

ゴムは採取できるまで7年かかるという。

 

桃栗3年柿8年ならぬ、カシュー5年ゴム7年

 

地元の人はカシューナッツを食べる習慣はなく、

あくまで収入源のため。

カシューの実の部分は甘くて美味しいだろうに

そのまま地面に破棄されていた。

 

 

②各集落には必ず1つ集会場が存在し、ここで

お米で作ったお酒や肉を飲み食べして騒ぐとか。

結婚式などもここで行われるという。

 

 

③まだ10代半ば、子供のような女子が結婚して

子供を産むため、子供が生涯で7人いるのは普通。

もちろん結婚は同一民族内で。

言葉も習慣も違うので、他民族とは結婚しない。

 

 

④体調が悪くなったらまずはその土地の方法で治す。

怪しい乾燥した葉っぱを用いたり、

祈祷とか色々ありそうな感じ。

 

 

⑤電気・水道がない。(けど携帯電話はある。)

水はNGOが作ってくれた井戸から汲んでいたり、

川から運んでいたり。

かつてカンボジアのNGOが公衆衛生面対策に

色んな集落に関わって井戸を造ったそうだ。

 

 

が、その後住民が井戸にゴミを投げ入れたり

メンテナンス方法までを

教えなかったのか身に付かなかったのか、

残念ながら使い物になってない井戸も多い。

 

 

このようにポスターで

衛生的な知識を広げようとしている形跡あり。

 

 

「ただ貼らされた感」が漂っている。
集落によってはうまく介入できず、
NGOによっては既に撤退したらしい。

どの集落も地面にゴミが落ちているし、

人間の意識や習慣を変えるって大変なことだ。

 

 

ガイド本人がラオ族なのもあって彼の説明から

「クメール人」と「少数民族」の関係が

少し分かった気がする。

 

人数も多くて知恵が働くクメール人が

カンボジア北東部まで入り込んできて、

元々は少数民族が中心の小さな町バン・ルンに

住み着き、色々なビジネスを始めているという。

バン・ルンには中華系も多かったけども。

 

クメール人男性が少数民族の女性と結婚して

その土地を売り飛ばして逃げるというケースも

あるそうだ。

 

 

同じ時代に生きながら

こうも違った環境で生きる少数民族を見られて

非常に面白かったし、今でも考えさせられる。

 

 

交通の便は少し不便な場所ではあるけれども、

もし時間に余裕がある人は

ラオス・ベトナム国境に近いカンボジアの田舎

バン・ルン近郊の村はオススメ。

 

バン・ルンの宿はまだオープンして間もないので

綺麗で清潔なここをどうぞ。

RATANAK SKY INN

シングル、ファン部屋、水シャワー6USD

テレビ、WiFi付き

市場がある通りにあり、すぐ見つかるかと。

 

 

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Chihiro

Author:Chihiro
約800日間の旅を終えてすぐ
2011年12月30日より今度は
ユーラシア大陸の旅へ。

家族や友人、多くの世話に
なった方々や、旅の間で
知り合った方々などへ

どこで何をしているのか、
安否確認のために立ち上げた
ブログです。

いつも温かく見守って下さり、
ありがとうございます。

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